INTERVIEWインタビュー
2006年4月入社
執行役員 営業本部
副本部長
高岸 登久
マルチタスクな日々
キャリアリンクの営業四部は、公共(主に地方自治体)向けのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業と派遣事業に係る営業のうち、プリセールスから企画・提案、受注後の業務管理までを担っています。部長としての職務は多岐に渡り、企画方針の検討と展開・提案や企画の舵取りのような現場における業務の方向性を示す仕事から、全国に点在する各種案件の業務管理を担うマネージャーたちの取りまとめ、部内の組織づくり、要員育成といった管理系の仕事まで、マルチタスクでこなしています。
完全なる実力主義、それがキャリアリンクの一番の魅力
キャリアリンクの強み・魅力は、なんといっても、「年功序列ではないこと」、「完全なる実力主義」というところでしょう。
元上司の上に立つこともありますし、よくありがちな「上が詰まっている」みたいなことがなく、抜擢人事もしばしば起きている、活気あふれるところが魅力であり、強みであると思います。柔軟な会社なので、新しいことにどんどんチャレンジしていける社風があって、その中で様々な成長ができることも魅力だと思います。成長に限界や頭打ちがない、どこまでも成長し続けられ環境があります。
自ら道を切り開き、37歳で執行役員に
入社後すぐ、本社に営業として配属されました。当時の派遣営業といえば「飛び込みセールス」で、「1日100件!」みたいな世界でした。紹介予定派遣も手掛けていました。3年経過した後、仙台支店長として赴任し、その後東京に戻って課長を拝命。700席規模のBPOプロジェクトの責任者を務めました。以降、現場常駐社員として業務管理責任者を務めたり、新規開拓や既存顧客の深堀りを経験したり、主に現場での業務を数多く経験してきました。そして、2018年に部長に、2020年に執行役員となり、現在に至ります。
私のキャリアリンクでの歩みを思い返してみると、会社が転換期を迎えるごとに新しく取り組む重点注力案件の現場に投入され続けてきました。最初は紹介予定派遣、次はBPO、そして公共と、会社が注力している案件やテーマに関わることが多かったんです。会社としてあまり経験のない領域や規模の案件ばかりだったので、誰かに教えてもらったというより、自ら切り拓いて仕事ができるようになっていった、「現場からの叩き上げ」であると自負しています。だから、役職が変わったから成長したという感覚はないですね。成長できたことを評価してもらった結果、あとから役職がついてきたという感覚が強いです。
キャリアリンクで成長できたという
実感を持ってもらえる環境を作りたい
社員が気持ちよく仕事できる、キャリアリンクにいてよかったな、成長できたな、という実感を持ってもらえる、そんな環境を作りたいと思っています。この会社はまだまだ成長段階です。いつもなんとなくバタバタしている感覚です。確かに成長は続けている、みんなが頑張ってくれているからなんとか体制を保っているけど、これからは、組織として自走できる体制を、指示がなくても持続成長できるような形を、作りあげていきたいですね。まずは指示待ちではない、自走型のマネージャーを多く育成していきたいと思っています。
成長をもたらす3つの要素
まずは「人のせいにしないこと」、つまり、自責思考の人材です。責任感を持ち、周りで起きている出来事を自分のこととして捉えらて改善していけるような人材がいいですね。例えば、チーム内の誰かが指導を受けているのを見たときに、自分のこととして捉えられるか。人ごとではなく、チームの一員として自らも何かできることはなかったか、と考えられる人材です。
次に「なんでも前向きに消化できること」です。社会人になれば、どうしても理不尽に感じるようなこともあるでしょう。それをやりとげることで力にできると解釈し、全力で取り組むことができるかどうかです。
最後に、「言い訳をしないこと」です。社会人となると、もう大人です。聞いてないからわかりません、やってないからわかりません、は通用しません。プロフェッショナルとして結果を出して当然、わからないなら聞く、調べるといったことを自ら能動的にできるかどうかです。
新卒社員がいきなりすべての要素を兼ね備えていることは難しいかもしれませんが、挙げた3つの要素を持つような人材が部下にいたら、嬉しいですね。